私たちの成形に対する考え方は不良を出さない条件を作り上げる。それに尽きます。もし不良事象がおきたならば果たして何が原因で何をどうすれば安定して成形ができるのかを真剣に考えます。そして一つ一つその原因をつぶしていきます。なんせ、末端のプラスチック成形屋ですから逃げものになりませんし、不良品を次行程にまわすというのは性に合いません。言葉で表すと非常にうすっぺらになりますが、私たちは真剣です。
大分古いデータですが、中野プラスチック工業(株)の外注16社中、品質及び納期対応第一位を11年連続受賞させていただいたという結果があります。
一番ウケの良いデータとしては、とある16個取りの製品ですが、2020年6月より成形を開始しまして、2022年冬まで動いていた製品があります。その製品で不良(ショート)が出てしまった際の数値を書いておきます。不良が発生した時点で母数は0から再スタートとしてあります。材料はPAのガラス50です。
1/2,859,500個
1/1,620,000個
1/4,302,000個
1/ 792,000個
0/3,400,700個
どこに出しても恥ずかしくない数値と思っています。